散ることを知りながら咲くことを恐れない





 
「散ることを知りながら
咲くことを恐れない」

  「拝啓サクラさく」 文・日暮真三より
 
 
「来年もその次も 桜が見たいから・・・」
 
...
 
『今 ここ』
大病したり、事故にあったりして、
頭でも、わかっていて、
心でも、実感していても
時間がたつと薄れてしまう
周期的にやってくる息ができなくて、苦しくて、
動けないでいるとき
「まだやりたいことがある」と思い
また「こんな苦しい思いがいつまで続くのか・・・」
と交互に感じることがある
 
この額を見たある人が
「オレの命は、半年更新なんだよね。
来年も桜が見たいから、この額が欲しい」
と話されました

私と同じ年
2年前、余命宣告されるほどの病気で手術
今はそんなこと全く感じさせないほど元気に見える
 
 
「来年も、再来年もサクラが見たいからね」
 
「その前にもっと咲かなきゃね」
と一緒に笑っていました
 
直径10cm 

 練習で描いたもので花は水彩で着色

 作品は、桜の花を古布で作って貼っています
文字は紫の彩墨
 
 

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