古布絵展始まりました


古布絵展始まりました

「クレマチスを作ってみたい」

15年くらい前、古布絵の作家の先生が紹介されたTVを見たのがきっかけでした。

「すごい!」 感動しました
「古布でこんなことができるんだ」

テレビ局に電話して、作家の先生の連絡先を教えていただきました
FAX番号でした
すぐに「TVの感想と私も作ってみたい、教えたいただけませんか」
と、想いを描いてFAXしました

それから2週間くらいたったころ
きれいな文字で書かれた手紙が届きました

「〇日に東京の●●で教室があります。
急にキャンセルが出たので
お弁当持って、来ませんか」

行ってみると私を入れて6名
先生が用意した材料で作ったのが
アジサイでした




生徒さんは、もう5年も6年も通われている方ばかりでした
お弁当食べながら、先生とお話しているとき思いました。

教室に通っていると、先生と同じような作品しかできない
先生も「要領がわかったら、あとは自分で考えてやってみたほうがいいですよ」
と話していただけました。

今までの古布絵の貼り絵やアップリケのようなものではなく
布を細かく切って、油絵のように貼り合わせる
時間と根気のいる作業だけど独自の世界がつくれる

やってみると、時間と根気はもちろん半端ないくらいいりますが、
それ以上に思うような布を探す時間と費用がとんでもないくらいかかります。

骨董屋さんを回り、いろいろな骨董市へ出かけたり、古布のお店を探しました。
友人や知り合いからも「亡くなったおばあちゃんの着物がたくさんあるんだけど・・・」
と連絡をいただきました

いくつか作品を作ったころ、別の仕事で出かけた徳島で
今回のギャラリーのオーナー 平田さんと出会いました。

たまたま知り合いに、お世話になったお礼に
初めて作ったクレマチスを持っていくところでした。

それを見て「うちのギャラリーで個展をやってみない」
と声をかけていただいたのが10年前でした。


徳島県美馬市脇町ってどこ?

徳島市内から車で1時間
それも脇町の市街地から
観光地の「うだつの町並み」を越えて
車で10分程度のところ

それも国道から少し入ったわかりづらいところ
周りは田んぼと山だけ

でもすごくステキなところです





 



あれから10年、今回で5回目
前回は、NHKの四国ローカルニュースでも取り上げていただきました
なんと2日間で6回も、いろいろな番組で紹介いただきました


今回もたくさんの方に
来ていただけますように・・・







今回も「アジサイ」を作りました
進化してるでしょうか

これは欄間を加工して衝立にしています
額に入ったものを作っています


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