風花の古布絵は、失われていく古い着物や古布に、再び命と彩りを与えます。 古布や着物を小さく切り、何枚も何枚も貼りあわせ、花や生き物を作り上げていきます。 作品は、モチーフが決まると、布集めから始まります。骨董店や骨董市をいくつも回ります。 下絵を描き、その上に小さく切った布をピンセットや竹串を使い、 ていねいに貼っていきます。 布を切ることも貼り合わせていくことも、かなりの時間と根気がかかる作業です。 ひとつの作品が出来上がるには、大きいもので半年から1年、小さいものでも1ヶ月かかります。